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ジェーン・エア

ジェーン・エア [Blu-ray]ジェーン・エア [Blu-ray]
(2012/12/04)
ミア・ワシコウスカ、マイケル・ファスベンダー 他

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ジェーン・エア





























気高い女性である、ジェーン・エアは。
子供の頃、理不尽な扱いを多く受けているにもかかわらず。
心が少しくらいひねくれそうなものだ。
しかし、卑下することなく、常にしっかりとした自分がある。
私にとって、それは素晴らしいというより、難しいことに思えるのだ。
ジェーン・エアが不思議で魅力的な女性に見えるのは、そんな難しいことを成し遂げた人物だからだろう。

幼少期や子供時代というのは、その人間の人となりが形成される時だ。
頭が柔らかく免疫力のない彼らは、事事物物を吸収し、身につけたり影響を受けたりして成長していく。
その及ぼす力は相当なものだろう。
それだけのものを、子供は素直にありのまま受け入れてしまう。
もちろん、楽しい嬉しいことのみならず、辛いこと悲しいことも何でも、だ。
そして、その時期に感じた思いや吸収した事事物物は、心の奥底に強く根付くことになるのだ。
それらがその後の人生に影響を与えていくことになるのは、想像に難くないだろう。
誰もがそうやって大人になっていく。

ジェーンの幼少期は辛いものであった。
けれど、彼女は強く、屈服しなかった。
それは、ヘレンのおかげだと思う。
ジェーンにヘレンは「愛されている」と言った。愛を知らない彼女にそれを教えたのはヘレンなのだ。
後々、ジェーンが愛を決して軽んじることなく、深く愛し愛されるようになったのは、そのことが根本にあると思う。
彼女がヘレンに出会って本当によかった。
この出会いがなければジェーンの人生は変わっていただろう。
きっと。

ジェーン・エアは気高い女性である。
ヘレンがもし大人になっていたならば、彼女もまたそうであったに違いない。
ヘレンの愛情がジェーンに伝わったのだ。
ならば。
ジェーンの気高さもヘレン由来のものかもしれない。
そう考えると、子供の頃から持ち合わせていたのだろう。その美しさを。
彼女たちは美しかった。
私も彼女たちのようでありたいと願う。
ジェーンの言葉を借りて、「容貌は重要ではない」としても、心だけはそうありたいものだと強く願ってやまない。

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