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ユナイテッド ミュンヘンの悲劇

ユナイテッド ミュンヘンの悲劇 [DVD]ユナイテッド ミュンヘンの悲劇 [DVD]
(2013/02/06)
デイヴィッド・テナント、ジャック・オコンネル 他

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ユナイテッド





















私がこの事故を初めて知ったのは、マンチェスター・ユナイテッドをとり上げたドキュメンタリーを見たときだった。
「あの有名なサッカークラブにそんなことがあったのか」
驚いたのも束の間、その後の輝かしい数々の歴史が流れ、先ほどの衝撃はどこかへいってしまった。
事故のことはタイムリーでは知るはずもなく、また、にわかサッカーファンの私は、情報は現在のものに偏っており意識して過去を知ることはしなかった。
悲劇はそのまま、頭の片隅に追いやられたのだった。

マンチェスター・ユナイテッドはもともと日本でも有名なクラブだ。
それが先ごろ、香川真司の移籍によって、さらに日本で注目を浴びるようになった。
そんなとき、この映画を観た。
私の中で初めて、事故に焦点が合ったのだ。
しかし、その詳細を知った今、思うことは惨劇のことではない。
「ひどい」「悲しい」とか「苦しかろう」「辛かろう」といった感情はもちろん湧くけれど、一番心に残るのは“その後”の方だった。事故が起った後のことである。

作中で、惨劇の後、ジミーは常に現在を見ていた。
ハリーも見ていた。ダンカンでさえそうだった。(それはとても悲しい光景だったけれど)
当然、過去にとらわれたり、ボビーのように立ち止った者もいるだろう。それを悪いとは思わないし(私自身そういう人間だ)、それも必要なことだと思う。
ただ、私は嬉しかった。
マンチェスター・ユナイテッドの歴史が続いたことが。
各々の人は止まっても、クラブは存続し続けたことが。

今思えば、初めて悲劇を知ったときも、“事故”より“その後”だった。
現在を見ることはとても大切なのだと思う。
続けることが困難なときもある。
やめる方が簡単なこともある。
どの選択が正しいとか言う気はない。
ただ、マンチェスター・ユナイテッドにとって、継続は重要なことだった。必要なことだった。
クラブにとって、選手にとって、ファンにとって、そして事故の犠牲者にとって…。
それは、今現在のサッカー界にもきっと、意味ある決断であったに違いない。
マンチェスター・ユナイテッドが特別好きというわけではないし、にわかサッカーファンにすぎないけれども、私はそう思っているし、そうであると信じたい。

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